こんなご時世、「自分には盗聴は関係ない」などと言っていられません。引越しの際などには移転先の住宅の盗聴対策が必要ですし、盗聴が心配な場合もそれなりの対策を講じたほうがいいのは言うまでもありません。
盗聴は、ほんの十数年前までは特別なことであり、一部の探偵や興信所などが行うもので、一般の人とは無関係なこととされていました。しかし近年は、盗聴器の低価格化や機器の性能の向上、免許や許可が必要ないなど盗聴が容易なことから、盗聴が増えてきています。さらに殺伐とした人間関係や自己本位の人間が増えてきたことなども、盗聴という行為の拡大に拍車がかかっている原因かもしれません。
こんなご時世、「自分には盗聴は関係ない」などと言っていられません。引越しの際などには移転先の住宅の盗聴対策が必要ですし、盗聴が心配な場合もそれなりの対策を講じたほうがいいのは言うまでもありません。
盗聴対策の例としていくつか挙げてみると、
・秋葉原のような電気街やネットショップなどで売られている「盗聴器発見器」を購入して、自身で定期的に調べる。
・カーテンを防音タイプにする。
・ブラインドを使用する。
・不審な来客を自分の部屋に入れない。
・コンクリートマイク妨害装置を使用する。
・携帯電話妨害装置を使用する。
・使用していない電化製品のコンセントはできるだけ抜く。
・盗聴電波をカットする妨害器などを購入し設置する。
上記のような対策を講じても、どうしても不安を消すことができない場合は、良心的な専門の業者を利用するといいでしょう。
一方、意外に知られていないのが、コードレス電話の子機による会話の漏れです。子機は親機と電波で繋がっており、盗聴器が付いていなくても、子機が会話を電波により飛ばしています。この電波は50〜100m位まで飛んでおり、無線マニアの人や受信機を持った人が傍受することも可能です。盗聴器が付いていなくても、子機での会話は要注意。大事な話は親機からするようにしたほうがいいでしょう。
盗聴器は、性能向上やインターネットの普及によって個人の購入者が増え、盗聴も身近なこととなりました。だから「わたしには盗聴なんて関係ない」なんて言っていられません。「盗聴マニア」なるものも存在する昨今なのです。
このような盗聴の現状から身を守るには、どうすればいいでしょうか。そのためには盗聴器を発見することが一番!
まず電話に仕掛けられた盗聴器。通話中にノイズが出たり、電話の音声が小さくなったりすることが頻繁にあるようでしたら、盗聴を疑ってみましょう。この場合は修理屋などに頼んで見てもらうことです。
また、部屋に仕掛けられた盗聴器を発見するには、盗聴器発見機(電波探知機)を使用するといいでしょう。これは盗聴器から発信されている電波を受信して、メーターやランプ、音の高低などによりその場所を突きとめるもので、盗聴器発見機は電気店やインターネットなどから購入することができます。
盗聴器発見機の値段は数千円から数万円するものまでさまざまですが、購入の際には以下の点に注意するといいでしょう。
・周波数範囲が10MHzから400MHz辺りで動作する機種を探す。
・途中の周波数が欠けているタイプ(盗聴周波数のみに対応させているため誤反応が少ない)で盗聴器以外の周波数を排除した機種。
・電波の強さをLEDなどで詳しく表示できる。
・盗撮対応機能が付いたタイプは無関係な電波にも反応することがあるので避ける。
盗聴器発見機は、盗聴器以外の電気機器などにも反応するため、盗聴器に反応しているのかどうかを見極める能力が必要となります。また、盗聴器発見機は、機種により性能に大きな差があるのも事実。できれば複数の盗聴器発見機を使用するといいでしょう。
盗聴器を発見する方法はいろいろありますが、受信機による検索もその一つ。これは盗聴器の発信する電波をワイドバンドレシーバー(広帯域受信機)などで直接受信して発見する方法です。
ワイドバンドレシーバーにはいろいろな種類があり、それぞれ性能・特徴が違いますが、使いやすいものは盗聴波をメモリー登録してあるもので、盗聴電波を自動でキャッチします。
盗聴器の電波形式は一般にはFMで、周波数はVHF/UHF帯の一部に集中していますが、マニアやプロが独自に製作・改造した盗聴器は、それ以外の周波数を利用している恐れがあります。よって盗聴器の発見のためには、メモリー周波数のチェックだけでなく、くまなく受信することをお勧めします。
また、標準で売られているワイドバンドレシーバーは、一部の周波数範囲(170〜300MHzおよび470〜807MHz周辺)が受信できない状態(Jマーク付き)で売られているので、店員にJマーク解除の方法などを聞いたほうがいいでしょう。
ワイドバンドレシーバーは、インターネットまたは秋葉原などで入手可能。購入する際には5万円から10万円程度の物が望ましいです。
なお、盗聴器を発見したら、すぐにでも排除したいことでしょうが、電話回線上や保安器、コンセントボックス内などは「電気通信事業法」で認められた有資格者でなければ取り外しできませんので、NTTや専門の電気工事業者に依頼しましょう。
盗聴器発見の一つの方法として、探偵に依頼するということが挙げられます。
盗聴器は近年、電気店やインターネット、通信販売などで誰でも手軽に購入することができます。専門的知識がなくても簡単に取り付けることができるものも多く、盗聴の被害は年々増加の一途をたどっています。
盗聴が心配な人は盗聴器発見器やワイドバンドレシーバーなどを使って自分で調査することも可能ですが、それらの機器は初心者には使用が難しいものが少なくなく、電波の聞き分けも素人にはすぐにはできにくいもの。盗聴器発見、最初は盗聴調査を行っている探偵や興信所などに依頼するほうが間違いがありません。
探偵などに調査を依頼する際に、まず注意しなければならないのが、周りの人に極力相談しないこと。できれば、誰にも言わないほうがいい。何故なら、盗聴器は身近な人が仕掛けている可能性が高いものなのですから。
そして探偵への盗聴器発見の依頼の電話は、公衆電話など外から連絡をすること。盗聴されているかもしれない部屋から電話をするなんてもってのほか、絶対にしないように。また依頼の電話をする際は、口の動きを読まれないように、壁に向かって話すことをお勧めします。